Gallery Rin Collectionに、田中悠《tsutsumimono》が加わりました
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このたび、Gallery Rinのコレクションに、陶芸家・田中悠さんの《tsutsumimono》が加わりました。
田中悠さんは1989年愛媛県生まれ、京都を拠点に活動する陶芸家。
田中氏の作品tsutsumimonoは、布で何かを包んだような姿をしています。
一見すると、柔らかな布の質感を感じさせますが、実際に使われているのは硬い陶です。手びねりによって生まれる有機的な形と、陶という素材の硬さ。その組み合わせによって、私たちがものを見て、認識することそのものに、小さな揺らぎが生まれます。
Gallery Rinでは、これまでにも田中さんの作品を紹介してきました。
今回、この作品を私たちのコレクションに迎えることにしたのは、単にその造形に惹かれたからだけではありません。
作品を見ていると、「包む」という行為について考え始めます。
何かを包むことは、内側と外側を分けることでもあります。見えているものと、見えないもの。その境界が、この作品の中では静かにつくられています。
そして、包まれているものが何なのかは、私たちには分かりません。
その分からなさが、見る人それぞれの想像を引き出します。
ひとつの作品との出会いによって、
これまで当たり前だと思っていたことが少し違って見える。
私たちは、そうした作品との出会いを大切にしています。
Gallery Rin Collectionに加わった《tsutsumimono》が、これから訪れる方にとっても、そんな小さな発見のきっかけになればと思います。
なぜ私たちは、この作品に惹かれたのか。
「包む」という行為から、私たちは何を見つけたのか。
田中氏の作品に出会い広がっていった考えについて、詳しく文章にしました。
田中悠《tsutsumimono》について――境界をずらすことで、世界の見え方を変える




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