There, All Along : note02 — 見る前にあるもの
- 3 時間前
- 読了時間: 2分

ビジュアルアーティスト Anne の展示会 "There, All Along" を5月に開催いたします。
京都の静けさの中で、このAnneの展示会は、
私たちの見方に、ささやかな揺らぎをもたらすかもしれません。
※本記事は、英語ブログを翻訳したものです。
Anneの作品に登場するキャラクターは、
いつもサングラスをかけている。
目は見えない。
けれど、どこかを見ているようにも感じられる。
その姿に触れるたび、「見る」ということについて、ふと立ち止まります。
私たちは、ただ見えているものを見ているわけではないのかもしれません。
何かを見るとき、すでにそこには、見える前からあるものがある。
私たちは、何もないところから見始めることはできないのかもしれません。
これまでに知ってきたこと、思い込んでいること、受け入れてきたこと。
そうしたものが、私たちの見方をかたちづくっています。
見る前から、すでに何かが始まっている。
Anneの作品と向き合う中で、そのことを静かに感じるようになりました。
見るという行為は、決してまっさらなものではなく、
これまでに見てきたものすべてを、どこかで引き連れているのかもしれません。
そして、変わるのは、作品そのものではなく、
そこに向かう私たち自身のあり方なのかもしれません。
サングラスの奥で、彼らは視線を明かさない。
けれどそれは、何かを隠しているというよりも、
私たちがいつも、
何かを通して見ているということを
そっと示しているようにも思えます。
Shiho Kanai
Art Director, Gallery Rin

Anne Exhibition "There, All Along"
18 May – 29 May 2026
Monday – Friday
12:00 – 16:00
In accordance with the gallery’s hours
Anne Profile
Anne is a visual artist whose work focuses on what existed before labels were attached, on what resonates in the gaps beyond language, and on the quiet gaze of those who stand at the boundary.
Exploring the invisible, the unspoken, and what quietly slips through, Anne’s work brings light to the spaces in between human perception.
By making these gaps the focus, the practice gently unfolds the layered memories that have long been covered.
Website: https://www.anneanne.art/
Instagram @anneanne.art


コメント