There, All Along : note02 — 見る前にあるもの
- 4月27日
- 読了時間: 2分
更新日:5月1日

ビジュアルアーティスト Anne の展示会 "There, All Along" を5月に開催いたします。
京都の静けさの中で、このAnneの展示会は、
私たちの認知に、ささやかな揺らぎをもたらすかもしれません。
※本記事は、英語ブログを翻訳したものです。
Text: Shiho Kanai / Art Director of Gallery Rin
Anneの作品に登場するキャラクターは、いつもサングラスをかけています。
目は見えない。けれど、どこかを見ているようにも感じられる。
Anneの作品に触れ、「見る」「認知する」ということについて、
考えさせられるような気がする。
私たちは、目の前にあるものを
ただ見ているわけではないのかもしれない。
物事を見る・感じる時には、自分中心の「当たり前」が前提として存在するのだと思う。
一旦フラットにゼロにしてから、物事を捉えるということは、できないのかもしれません。
これまでに知ってきたこと、思い込んでいること、受け入れてきたこと。
そうした「当たり前」が、私たちの見方を形づくっています。
物事を認知するその前から私たちの中ですでに何かが始まっている。
Anneの作品と向き合う中で、そのことを静かに感じるようになりました。
見るという行為は、決してまっさらなものではなく、
これまでに自信が見てきたものすべてを、引き連れているのかもしれません。
そして、それに気づいた時、
変わるのは、作品そのものではなく、
そこに向き合う、私たち自身の在り方なのかもしれません。
サングラスの奥で、彼らは視線を明かしません。
笑っているのだろうか、
悲しんでいるのだろうか。
Anne作品に現れるサングラスは、
何かを隠しているというよりも、
私たちがいつも何かを通して見ているということを
そっと示しているようにも思えます。
5月新緑の美しい京都にて、
Anneの作品に出逢いに来てください。

Anne Exhibition "There, All Along"
18 May – 29 May 2026
Monday – Friday
12:00 – 16:00
In accordance with the gallery’s hours
Anne Profile
Anne is a visual artist whose work focuses on what existed before labels were attached, on what resonates in the gaps beyond language, and on the quiet gaze of those who stand at the boundary.
Exploring the invisible, the unspoken, and what quietly slips through, Anne’s work brings light to the spaces in between human perception.
By making these gaps the focus, the practice gently unfolds the layered memories that have long been covered.
Website: https://www.anneanne.art/
Instagram @anneanne.art


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