

能面展覧会 じぃじの能面
紅葉の美しい11月・12月に京都 今熊野観音寺およびギャラリー琳にて能面展覧会を開催いたします。渡部修ニ氏(じぃじ)の孫、宮田里菜氏の視点を通じて、能面の奥深い魅力や世代を超えたつながりに触れていただける展覧会です。能は「余白の美」とも称されています。また能面の持つ「余白の美」も、観る者の想像力をかき立て心を揺さぶるでしょう。どうぞ会場でご覧ください。
日時・場所
11月28日(金)・29日(土)・30日(日) 会場:今熊野観音寺
12月5日(金)〜12月19日(金) 会場:ギャラリー琳
イベントについて
主催:宮田 里菜
セノグラファー:ギャラリー琳
紅葉の美しい11月・12月に京都 今熊野観音寺およびギャラリー琳を会場に能面展覧会を開催いたします。
本展は、じぃじ(渡部修二氏)の孫である宮田里菜氏の視点を通して、能面の魅力や能面とじぃじとの関係、そしてさまざまなつながりを感じていただける展覧会です。
室町時代(14世紀)に成立した能は、600年を超える歴史の中で、脈々と受け継がれた独自の様式が現在まで継承されています。その能において重要な要素となるのが能面です。能面は同じ型紙を使って作られます。例えば般若には般若の型紙があり、すべての作り手が同じ型紙を用いて、決められた通りに制作します。しかしながら、同じ型紙から作られた能面でも、作り手によってほんの少し表情が異なると言われています。
作り手は、長年受け継がれてきた型紙を忠実に再現することに心血を注ぎます。しかし、木の彫り方や色の塗り方、毛の描き方など、ごく僅かな違いによって能面の表情は変化し、そこから製作者の個性が垣間見えることもあります。
そうした微かな違いに気づき、想像力を膨らませることこそが、能面を楽しむ一つの方法ではないでしょうか。
能は「余白の美」とも称されています。また能面の持つ「余白の美」も、観る者の想像力をかき立て心を揺さぶるでしょう。
ぜひ会場でご覧ください。

渡部 修二 略歴
1936年
愛媛県温泉郡重信町(現東温市)生まれ
1996年
銀行員を退職後、面打ちを始める(渡部夢冬氏に師事)
2005年
松山能面の会設立(渡部夢冬氏没後)
2019年
令和元年度松山市民文化祭美術展にて文化協会長賞を受賞
2020年
ドイツ•フライブルグ市シュパーカッセ銀行メッケルホールにて展示
能面展覧会 じぃじの能面
[ 今熊野観音寺 会場]
会期:
2025年11月28日(金)・29日(土)・30日(日)
入場無料
時間:
(※最終入場は終了30分前です)
11月28日・29日 10:00~17:00
11月30日 10:00~16:00
会場:今熊野観音寺
〒605-0977
京都市東山区泉涌寺山内町32
京都駅よりタクシー約5分
最寄駅 東福寺駅より徒歩約15分
[ ギャラリー琳 会場]
会期:
2025年12月5日(金)〜12月19日(金)
※土日祝休業
入場無料
時間:12:00~16:00
会場:ギャラリー琳
〒600-8862
京都市下京区七条御所ノ内中町47-1
京都駅よりタクシー約13分
最寄駅 JR西大路駅より徒歩約8分
[ 問い合わせ ]
ギャラリー琳
京都 今熊野観音寺の紅葉




